もう三年にもなるのか。
当時うちらはまず「かわいそう」や「憤り」の前に
「出刃一本で人があんなに殺せるのか?」の疑問から入ったような覚えがある。 脂肪や血で切れ味悪くなるはずだからだ。
話を聞くと子供は皮膚が薄いのだそうで脂肪も少ないとの事。
だからあの数に犠牲者が増えたのだと。

折りしもこの年はかなりでっかい事件が多すぎて整理しきれない。
ただ自分にも昔渇望した死に方ってのがあり
「最後に復讐を望む」は自然なものだと思ってた。
しかし第三者の他人を道連れにするという概念はなかったかな。

一人の狂人が危機管理に対して時代を示したのではないかと思う。
マスメディアに流される事が少ない当方としては個々の危機管理で
自分だけは大丈夫と高見を見下ろすのが理解に苦しむ。

いついかなるときにも死は身近なのだ。
時代を示した一つの事件は首謀者の死をもって幕を閉じる。
これも平等な死のひとつなのだ。

解せないのはそれまでの過程で何人死んでも平等にされてしまうこと。

真の平等は今回の死を絞首ではなく惨殺に代えるべきだと思った。
個人的には二年をかけて少しずつ手足を刻んで塩塗りこんで
最後は釜茹でが一番だと思う。


謹んで遺族のご冥福をお祈りします。

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